宮城県おすすめの根管治療の名医2人

高見澤先生は患部としての歯だけを治すのではなく、お口の中全体、引いては患者さんの体全体を考えるという歯科臨床哲学に基づいた歯科医療に精通されており、国内外で先進的な歯科技術と治療哲学を学んでこられました。口腔外科、補綴、歯周病など歯科医療の専門分野のなかで歯内療法を専門にされており、できるだけ歯を抜かない、患者さんの歯をなるべく多く残すことができる歯科医師を目指し、歯の内部治療において高い治癒率を目標とされているそうです。

根管治療ではラバーダムを用いた防湿にこだわり、診断と治療のためにマイクロスコープを導入しています。複雑な構造の歯の構造は患者さん一人ひとり形状が違うため、肉眼の20倍の倍率で見られるマイクロスコープを用いて治療箇所を確認し、診断しているといいます。これは感染部分や除去が必要な部分のみ取り除き、健康な部分は保存するという治療にも役立つそうです。また、高見澤先生はむし歯の進行で歯髄が細菌に感染した場合の治療にも注力し、患者さんの歯を保存することに重点を置いて治療に臨まれています。

根管治療においては、北米やヨーロッパのガイドラインに沿った治療法に基づく根管治療を提供されており、過去に抜歯と診断された歯も保存可能な場合があるそうです。鈴木先生が代表を務めるTOKU根管治療専門室では、マイクロスコープを用いた診療を特徴としています。マイクロスコープにより治療部位を3〜20倍に拡大して明瞭に観察でき、細部まで確認することで診断と治療の精度が大幅に向上し、根管治療の分野での成功率を高めているといいます。また、マイクロスコープは治療過程を写真や動画で記録する機能も備えており、患者さんへの説明やインフォームドコンセントの質を高めるとともに、治療の質の向上にも寄与されています。

鈴木先生は、歯を残すことを諦めない治療、痛みに配慮したストレスの少ないやさしい治療を目指すこと、患者さんの声に耳を傾け十分説明することの三つを診療理念とされています。鈴木先生は、インプラント治療の発展に伴い歯の保存をあきらめるのが早くなっていると考えており、治療を通して一本でも多く歯の寿命を伸ばしたいといいます。治療が必要で抜歯を検討している方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。